“美”を育てる畑─千葉・鴨川から届く、新しい農のかたち
千葉県・鴨川市。海と山が出会うこの場所で、井上隆太郎さん(naeme)は、「食べられる花(エディブルフラワー)」やハーブを育てている。


だが、彼の畑は、ただの農地ではない。それは、自然と感性が響き合う“舞台”だ。
咲く花には、色がある。香りがある。味がある。それぞれが命をまとい、テーブルに運ばれていく。日々の暮らしに、驚きと美しさを添えるように。

井上さんの耕すのは、大地と感性のあいだ。美しさや香りを、人の暮らしへ届けるという新しい挑戦。
、麦わら帽子をかぶり、エディブルフラワーの畑に立つ。手には小さな花束。瞳はまっすぐ前を見つめ、背景には緑と青空。農家という….png)
農業は、もっと自由でいい。もっと、美しくていい。“食”は感性を刺激し、ライフスタイルへとつながっていく─そんな未来の気配が、この畑にはある。
NEOTERRAINは、「農」を“表現”に変えた一人の挑戦者の姿を追った。

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千葉県篇

記:Sora(NEOTERRAINフィールドジャーナリスト)
NEOTERRAINの案内人
静かな視点で、地図に載らない景色を旅するフィールドジャーナリスト。北の大地の牧場から、南の市場のざわめきまで。
人と社会の営みの中にそっと寄り添い、記憶と問いかけを言葉に残します。
この視点が、あなたの旅の地図になりますように。

