-
Soraのフィールドノート
なぜ和歌山の産業は北部に集中したのか——紀ノ川と紀伊水道がつくった臨海工業地帯
なぜ和歌山県の鉄鋼、石油、化学産業は、和歌山市から海南市、有田市へ続く北部沿岸に集中したのでしょうか。紀ノ川、紀伊水道、港湾、大阪市場との接続から、臨海工業地帯の形成と次世代産業への転換を読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
なぜ和歌山は「近畿の端」ではないのか——紀伊山地・黒潮・信仰がつくった独立圏
和歌山県は、本当に「近畿の端」なのでしょうか。紀伊山地に隔てられながら、紀ノ川、紀伊水道、黒潮、熊野古道を通じて外部とつながってきた和歌山。地形、信仰、歴史、産業から「紀州」という独立圏の成り立ちを読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
奈良県民は、なぜ大阪で働くのか|生駒山を貫いた鉄道とベッドタウンの地政学
生駒山を貫いた鉄道は、奈良県北西部を大阪の通勤圏へ変えました。「大阪で働き、奈良で暮らす」という生活は、なぜ生まれたのか。鉄道、住宅開発、県外就業、消費流出、ニュータウンの高齢化から読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
海のない古都は、なぜ日本の中心になったのか|奈良県を形づくった盆地・街道・山の地政学
奈良県は、山に囲まれた内陸県でありながら、古代日本の政治と文化の中心になりました。奈良盆地の地形、難波と飛鳥を結んだ街道、現代の大阪通勤圏、吉野の森林から、奈良県を動かしてきた構造を読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
京都はなぜ世界企業を生み続けるのか|職人文化と洛南産業回廊の地政学
任天堂、京セラ、村田製作所など、京都から世界企業が生まれた背景には何があるのでしょうか。都が育てた職人の分業、限られた土地、大学の知、京都駅南側に形成された洛南産業回廊から、京都のものづくりの強さを読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
京都の地政学|盆地という閉じた地形は、なぜ千年の都を育てたのか
京都は、ただ歴史が古いから千年の都になったのではありません。山に囲まれながら、川と街道によって外部とつながる京都盆地。その地形が政治、文化、産業をどのように育てたのか、京都府南北の違いも含めて読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
三重県北勢の地政学──なぜ四日市・鈴鹿・いなべに産業が集まったのか
三重県の産業は、なぜ県庁所在地の津ではなく北勢地域に集中したのでしょうか。四日市港を起点に、鈴鹿の自動車産業、いなべの製造業、亀山の交通網が連動して形成された「北勢工業回廊」を地政学の視点から読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
三重県の地政学──なぜ伊勢・伊賀・熊野は、同じ県なのに違う方向を向くのか
三重県は、名古屋を向く北勢、信仰と観光の伊勢志摩、関西とつながる伊賀、紀伊半島の文化を受け継ぐ東紀州から成り立っています。山に分けられ、海と街道によって外部とつながってきた三重県の構造を、地政学の視点から読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
滋賀県南部の地政学|なぜ大津だけでなく、草津・栗東が成長したのか
滋賀県の行政中心は大津だが、人口・交通・商業・産業の成長軸は草津や栗東へ広がっている。琵琶湖の南端と交通網が生んだ、多中心型の都市構造を読み解く。 -
Soraのフィールドノート
滋賀県の地政学|なぜ琵琶湖は、交通・産業・暮らしの中心になったのか
琵琶湖を中心に、京都・大阪、名古屋、北陸を結んできた滋賀県。街道、近江商人、内陸工業、水資源の関係から、「湖の県」ではなく「接続の県」としての地政学を読み解く。 -
Soraのフィールドノート
富山市と高岡市──呉羽丘陵が分けた二つの中心都市から読む富山県の地政学
呉羽丘陵を境に、東の富山市と西の高岡市という二つの中心を持つ富山県。行政・交通を集めた県都と、城を失った後に商工業で生き残った都市。その違いと役割分担から、富山県の地域構造を読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
立山連峰と富山湾──高低差4,000メートルが生んだ富山県の地政学
立山連峰から富山湾まで、高低差約4,000メートル。富山県の豊かな水、水力発電、工業、配置薬、港湾は、すべて山から海へ流れる地形の中で生まれました。富山の産業と文化を「水の流れ」から読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
氷河は、溶けるだけではない——ネパールで起きた氷・岩石崩壊と連鎖災害
ネパールで発生した氷河と岩石の崩壊は、土石流となって川を下り、河道閉塞や天然ダム、二次洪水の危険を生みました。氷河が溶けるだけではなく、山の安定性まで変えていく仕組みを読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
凍る湖は、眠っていない——バイカル湖の氷が支える生命
冬のバイカル湖は、厚い氷と雪に覆われます。しかし氷の下では、植物プランクトンを起点とする食物連鎖が続いています。温暖化で変わり始めた氷と、固有の生命を支える「冬の時間」を追います。 -
Soraのフィールドノート
なぜ新潟県は一つにまとまりにくいのか─上越・中越・下越・佐渡を分けた山・川・交通
新潟県は、最初から一つの中心を持つ土地ではなかった。上越は長野・北陸、中越は首都圏、下越は東北と日本海、佐渡は海へ開く。それぞれ異なる方向を向く四つの地域圏から、新潟県の成り立ちと未来を読み解く。 -
Soraのフィールドノート
新潟県の地政学─雪と米と港は、なぜ日本海側の巨大な回廊をつくったのか
雪と米だけでは、新潟県の本当の姿は見えてこない。信濃川と阿賀野川がつくった越後平野、日本海と内陸を結ぶ港、燕三条の産業、天然ガス、そして佐渡。新潟を「日本海側の巨大な回廊」として読み解く。 -
Soraのフィールドノート
飛騨と美濃は、なぜ同じ岐阜県なのか─山が隔てた二つの地域と県境の地政学
飛騨と美濃が同じ岐阜県になったのは、地理的にひとつだったからではありません。1876年に県境が引かれ、その後、鉄道や道路、行政制度が山に隔てられた二つの地域を結んできました。飛騨の岐阜県編入から現代の人口減少まで、県境がつくられる過程を読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
岐阜県の地政学──海のない日本の中央で、山・水・街道がつくった土地
岐阜県は、日本列島のほぼ中央に位置する海のない県です。しかし、その本質は「内陸県」という言葉だけでは捉えられません。飛騨と美濃を分ける山、濃尾平野へ流れる木曽三川、東西を結ぶ関ケ原と中山道。山・水・街道から、岐阜という土地の構造を読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
なぜ若者は、親世代の服を着るのか
親世代には懐かしい服が、若者には新しく見える。古着やY2Kファッションを通して、過去の服が現代の感性によって再編集される理由を読み解きます。 -
Soraのフィールドノート
なぜ静岡県は、ひとつの県なのに「四つの顔」を持つのか──伊豆・東部・中部・西部を分けた地形と都市圏
静岡県は、富士山を中心にひとつにまとまった県ではない。首都圏に開かれた伊豆、複数都市が並ぶ東部、行政・文化を担う中部、世界的な製造業が集積する西部。海と山、川と街道、東京・名古屋との距離から、四つの地域が生まれた理由を読み解く。 -
Soraのフィールドノート
海と山のあいだで、人は何をつくってきたのか─地形・産業・人から読む静岡県の地政学
静岡県は、富士山を中心にひとつにまとまった土地ではない。伊豆、駿河、遠州という異なる地域が、海と山、川と東海道によって分けられ、同時につながれてきた。地形が生んだ産業と文化、そこで生きてきた人々から、静岡ならではの「土地の匂い」を探る。
